「人生の終盤」に備える4つの心得

「人生の終盤」について考えることは、誰にとっても気がかりなことです。
特に平均寿命が長い女性は、多くの人が人生の終盤には「おひとりさま」になる可能性が高いです。
「病気になってしまったらどうしよう?」「認知症や、寝たきりになってしまった時にお金の管理ができなくなったら?」「自分に万が一のことがあったら誰が葬儀をしてくれる?」「亡くなった後のお金はどうしよう?」などなど、人によって様々な悩みや不安を抱えてらっしゃるかと思います。
そんな、悩みや不安は一人で抱えずに相談してください。
あさこ行政書士事務所はあなたの気持ちにしっかり寄り添い、法律や制度の説明から、各種手続きまでさまざまなご相談に責任をもって対応いたします。

医療・介護のこと

人生の終盤で病気になったり、体が不自由になったり、そんなときに周りに相談できる相手がいなかったら、その後のことは誰に頼めばいいんだろう?ということは、大きな気掛かりになります。
今では、地域の繋がりも希薄になり、「スープの冷めない距離」で互いに安否確認をするような関係を築いていくことは難しくなってきています。とはいえ、認知症などで判断能力がなくなってしまった時のことなどを考えてかなければなりません。
自分の人生の終盤や死後を支えてもらえるようなネットワークを築いていく工夫が必要です。
家族や友人はもちろんですが、かかりつけ医・かかりつけ薬局を作ったり、福祉関係者、各専門士業、葬儀業者などが自分を中心にサポートチームをつくり、当事者の情報共有・相互監視を行いながら死後までをサポートするものです。
行政書士は業務の幅も広いので、書類作成などのスポット業務だけでなく、さまざまな専門家や機関との仲介役としてサポートチームづくりのお手伝いをいたします。

自分の判断能力がなくなってしまったり、意識不明の状態に陥った際の医療同意や終末期医療についての準備としては、「療養看護の委任に関する書面」「医療における事前指示書」「医療に関する意思表示書」といった形で、医療に関する希望を書面記しておくのが良いです。終末期医療についても「事前指示」「意思表明ができなくなった場合に備えて事前に行う治療上の指示」として、末期状態での生命維持治療の差し控え・中止を指示する文書の「リビング・ウィル」が広まっています。

財産管理のこと

高齢になるほど判断能力や記憶力が衰え、自分の財産を把握したり、管理したりするのが難しくなってきます。
元気なうちに、どこにいくらの財産があるか、預貯金・有価証券だけでなく不動産、負債も含めて記憶しておくことが大切です。

将来判断能力が低下した時の備えとして「任意後見制度」というものがあります。
判断能力があるうちに、代理人(任意後見人)を本人が選び、公正証書によって生活や財産管理に関する契約を結んでおく制度です。
「任意後見契約」は、本人の判断能力が低下し、任意後見監督人が就任した後、本人が死亡するまでの財産管理等の処理、療養看護等の事務を行う契約です。
そのため、本人の死亡後に相続人以外の者が死後事務を遂行するためには、次にお伝えする「死後事務委任契約」を結んでおくことが必要になります。

死後整理のこと

お葬式やお墓のことで希望があれば、事前に文書に残しておく必要があります。
死後の手続きとしては、
葬式・火葬手続き
健康保険証や介護保険証の返却、公的年金の停止、住民税手続き、準確定申告や高額療養費などの手続き
電気・ガス・水道その他の解約・返却の手続き
死後整理(遺品や部屋の片づけなど)
などがあります。
これらを、「親戚に依頼することは、迷惑がかかってしまいそう」「死後の手続きは第三者に任せたい」というような場合は専門家などと死後事務委任契約を結んでおく方法があります。

そのほか契約内容についてわからないことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

相続のこと

残った財産をどうするのか、どの財産を誰に遺すかは、遺言書に書き残しておくと安心です。
法定相続人にあたる親族に遺す場合は、本人にもその旨を伝えておくと良いでしょう。
遺言書がない場合、一部の法定相続人には、法定相続分を取り分として主張する権利があります。
相続人のいない人の財産は、何も指定をしなければ原則として国庫に納付されます。遺言によって、財産の全部や一部を第三者や団体に渡せる「遺贈」も一つの選択肢になります。

遺言では、
遺産分割方法の指定、個々の相続人が取得する相続分の割合を指定、遺贈による財産処分の指定ができます。遺言の内容については「遺留分」の規定に違反しない限り、遺言者の自由な意思に任されます。

遺言書のお問い合わせ、ご相談は随時行っていますので、お気軽にご相談ください。

そのほかにも、今悩みを抱えていることや、不安に感じていることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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