湯河原町・真鶴町LGBT講演会

昨日は、湯河原町・真鶴町男女共同参画講演会「心と性別〜多様性を認める社会を目指して〜」に参加してきました。
当初は、実際に現地に行って参加をする予定でしたが、コロナウイルス感染予防の観点から、リモートによる参加に切り替えました。講演会でお話をしてくださった中村安希さんが、ストレートな物言いで、お話もわかりやすく、とても魅力的な方だったので、実際にお会いしたかったなぁと残念な気持ちです。
講演会の内容は、「リオとタケル」の著者である中村安希さんが、ご自身の体験談も交えつつ、多様性のある社会にしていくための課題や、ポイントについてお話をしてくださいました。
講演会の内容を簡単にお伝えいたします。

「LGBT」という言葉を頻繁に聞くようようになったのが、ここ10年前後かと思います。
なぜ、「LGBT」が話題になることが多くなってきたのでしょうか?要因としては、
人口の5%〜10%程度がLGBTであると考えられている。(数字が限定されないのは、調査を行ってもご自身がLGBTであるとカミングアウトされない方や、自分自身がLGBTであるかはっきりしない方もいるため、正しい統計がわからない)
LGBTは社会的・内面的抑制にさらされる可能性が高い
一般的と言われるものと、違う自分に気がついてもそれを打ち明けることができない。ガマンをしてしまう。
LGBTの自殺率は、そうでない人よりも高い。
6倍くらい違う。(もしくはそれ以上に高い)

多様性を認めるための課題

「LGBT」と接したときに、陰口を言ってしまう。
「LGBT」について、無知であるがために、保身してしまう(恐怖)
大体、人の悪口を言っている時は、自分の身を守るために言っている場合が多い。
他人の好みを勝手に思い込む。
「男性は女性を好きになる。」「女性は男性を好きになる。」それ以外の可能性に関して無知であるための思い込み。
身内からの拒絶
家族のことは、自分自身のことと捉えるため、世間体を気にしてしまったり、本人に対する理解が進まない。(保身
理解者ヅラしてしまう。
他人のことは、理解できても自分自身のことを理解できていない場合が多い。
保身から自分自身の性と向き合うのが難しい場合も。

多様性を認めるための課題として、「無知」と「保身」が原因になる場合が多いです。
「無知」「保身」を克服するためには、多様性について「知る」こと「不安や恐怖を取り除く」ことが必要です。

多様性のある社会にするためのキーワード

「LGBT」が身近にいる
「LGBT」が遠い存在だと、どんなものか分からないことから「恐怖」につながる。人は、分からないものに「恐怖」を感じることが多い。
学校・行政機関・政界・主要ポストなどに 「LGBT」がいると自然なもの、身近なものとして受け入れやすくなり、自身が「LGBT」であるとわかった時も、自然に告白しやすくなる。
メディア・エンターテイメントの構成員が、作品を作る際に「LGBT」が、自然と存在している(溶け込んでいる)世界を作る。
地方や田舎の人を「LGBT」の議論に加える。
地方や田舎の方が「LGBT」への理解が進んでいない傾向があるので、カミングアウトをすることが難しい。

言葉遣いに気をつける。
彼氏がいるの?彼女がいるの?「男らしく」「女らしく」などジェンダーを規定する言い方をしない。
誤解や偏見を招く言い方をしない。
「ホモ」「レズ」「オカマ」などの蔑称を使わない。当事者たちの間で使われている場合もありますが、そうでない人が使うべきではないです。

・他人と自分の違いを認めて「肯定」する。
他人と自分が違っていても嫌悪したり、見下したりしない。
LGBTであることを”あえて”隠したりしない。(隠し事をしていると思うと、やましい気持ちになる)
誰かの違いを認めるより、自分の違いを認める。「LGBT」だけでなく、自分自身が一般的なこと「違う」部分は他にもたくさんあると思うので、それを認められるように理解する。

「LGBT」だとカミングアウトされた場合
聞いた場合は「教えてくれてよかったよ」
聞いてもらった場合は「聞いてくれてよかったよ」
これだけで、十分です。



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