高齢のおひとりさまのシェアハウス

高齢者向けのシェアハウスが注目を浴びています。

シェアハウスというのは、複数の人が共同で生活をするスタイルの賃貸住宅で、各々の個室とは別に共同スペースがあり、お風呂や台所なども共同で使うというのが一般的です。

なんとなく、シェアハウスと聞いて思い浮かぶのは、若い人たちが利用しているというイメージを持たれている方もいらっしゃるかと思いますが、最近では高齢になってからシェアハウスに住むことを希望する方も増えてきています。

シェアハウスのメリット

高齢者の一人暮らしですと、安否確認が難しくなります。
身寄りがなく、近所との付き合いもないような場合、具合が悪かったり、倒れたりしてもなかなか気がついてもらえないというリスクがあります。
ところがシェアハウスで何人かと共同で生活をするようになれば、共有スペースに顔を見せなくなれば「何かあったのかな?」と誰かに気がついてもらえたり、また、具合が悪い場合も、同居している人たちが異変に気がついてくれる場合もあります。

そして、高齢者の「おひとりさま」は一般の賃貸住宅を借りにくいという現実があります。
一般的に60歳を過ぎると入居審査に通りにくくなり、70歳を過ぎると審査に通るのは非常に困難になると言われています。
また、賃貸住宅に入居する際には連帯保証人が必要になりますが、身寄りがない場合などは連帯保証人を探すのも大変です。

高齢者向けシェアハウスの場合は、基本的には高齢者のおひとりさま向けのサービスになりますので、入居しやすいのと、連帯保証人も不要という場合も多いです。

シェアハウスであれば生活費の節約にもなります。
シェアハウスの場合、一般の賃貸住宅に比べて7〜8割程度の家賃で設定されていることが多いです。
さらに、食材なども共同で購入するようにすれば食費を抑えられ、お風呂や冷蔵庫などを共同で使うことになるので水道光熱費もひとり暮らしをするよりも安くなります。

シェアハウスにも個室はあります。
共同生活をすることになる人たちは、まったくの他人なので気を使わなければならない場面も沢山あるかと思います。そんな時でも、シェアハウスには個室がついている場合がほとんどなので、ひとりになりたいときは自分の部屋で過ごすことができ、誰かと話したいような時は、共同スペースに行けば良いのです。

シェアハウスのデメリット

介護が必要な人の入居ができません。
有料老人ホームや介護施設のように、スタッフが常駐しているわけではないので、高齢者向けのシェアハウスに入居するための条件として、自分で身の回りのことが全てできる必要があります。

ある程度の協調性が必要になります。
シェアハウスの場合、ひとり暮らしの寂しさや不安は解消できますが、その分ある程度の協調性が必要となる場面も出てきます。
例えば、お風呂や台所は共有スペースとなりますので、順番に掃除をする必要がありますし、そういったルールを守ることができなければ、共同生活を続けていくことが難しくなります。

バリアフリーに対応していない建物もあります。
サービス付き高齢者向け住宅や高齢者向けに立てられた分譲マンションなどは、段差をなくしたり手すりをつけたりといったバリアフリーに対応しています。
しかし、高齢者向けのシェアハウスは、もともと介護などを必要としない人の入居が考えられているため、バリアフリーに対応していない建物も少なくありません。

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