教科書でLGBT、パートナーシップ制度など取り上げられる

2022年度から使われる高校の教科書が、課題を調べて考える「探究学習」を重視した内容に変わります。
同年度から学校で教える内容の基準を定めた学習指導要領が9年ぶりに新しくなり、それに基づき新科目「歴史総合」や「公共」などの教科書も公表されました。

新しくなった教科書には、性的少数者について公共や家庭科、保健体育のほぼ全ての教科書で取り上げられ、パートナーシップ制度や同性婚に触れた記述もみられたようです。
公共では、性の多様性や権利保障の観点から、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの略語として「LGBT」や、性的指向と政治人の略語として「SOGI」が紹介されています。

帝国書院では、「悪気なく口にした会話が、性的指向や性自認に関わるハラスメント(SOGIハラ)に直結する場合もあると記述し、「差別的な言動や呼び方をしたり、嘲笑ったりする」などのことを例として挙げています。

また、欧州各国を中心に認められている同性婚について、日本でも法的に認めるべきかを考えさせるページも設けられています。

家庭基礎では、家族のあり方が多様化している現状を紹介するページが目立っています。
教育図書は、同性カップルを公的に認める「パートナーシップ制度」について、「日本の74の自治体で導入されている」と記述し、スウェーデンなど他国の事実婚の制度にも触れています。
文部科学省の担当者は「LGBTの記述が充実してきている印象だ。学習指導要領には書いていないが、世の中の情勢を踏まえているのでは」と話しているようです。

若いうちから、「性の多様性」について学び理解しておくことは、その後の差別、偏見の減少にもつながると思いますし、LGBT当事者にとっても、自分以外にも同じような人がいるということが学べて、それぞれの個性に自信を持って過ごせるようになると良いです。

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