トランスジェンダー啓発動画の公開

3月31日は、「国際トランスジェンダー認知の日」でした。
生まれた時の性別と性自認が異なるトランスジェンダーや性的少数者への理解を広めようと、啓発動画がインターネット上で公開されました。
啓発動画を作ったのは、京都市中京区で昨年開業したエースホテル京都です。

動画は、ホテルのロビーやレストランが舞台になっていて、トランスジェンダーでモデルのKEISHAN(ケイシャン)さんが、ホテル内をファッションショーのランウェーに見立てて歩き、想いを語っています。
KEISHANさんが、動画できているドレスは、小泉智貴さんがデザインする「トモ・コイズミ」です。小泉さんは、米ニューヨークのコレクションに参加したり、ミュージシャンの衣装を手掛けたりして注目されており、LVMHプライズ2020のファイナリストにも選ばれた世界的に著名なファッションデザイナーです。今回の動画については「自分のしたい格好、理想の姿で生きられる社会になるべきだ。自分もゲイという性的少数者の1人として、そうしたメッセージをファッションの力で発信したかった」と話しています。

この動画を企画したのは、ホテルのイベント担当であるマギー・ジェイムスさんです。
1999年に米シアトルで開業したエースホテルは創業メンバーに性的少数者がおり「LGBTQは仲間」という社風です。ジェイムスさんは、「トランスジェンダーは長い間、不公平や無神経さに耐えてきた。認知を広げて、当事者に安心と自身を与えたかった」と話しています。
ジェイムスさんいわく、2年前に知り合ったKEISHANさんは、「いつも堂々と自分自身にオープンに話し、日本の若いリーダーとなりえる人」。その夢を叶えようと思ったそうです。

KEISHANさんは、小学校の時「自分は男性ではない」とハッキリ感じるようになりました。
生まれ育った長野県飯田市から18歳で上京。タレントとして活動を始めたものの、「オネエ」の役割を求められるばかりで、どうしたら自分のままで生きられるのか悩み、トランスジェンダーのモデルとして世界で活躍しようと決意しました。
昨年、モデル事務所と契約したばかりです。

今回の動画では、「トランスジェンダーとして堂々と生きてていいのか、悩んでいる人は多いと思うけど、もっともっと自分を愛してほしい。」と想いを語っています。

動画はエースホテルの公式インスタグラム(@acehotelkyoto)で公開されています。
とても、華やかなドレスでKEISHANさんがホテル内を歩くシーンは、シンプルなホテルデザインとのギャップや、和との融合を楽しめるものになっています。
そして、KEISHANさんがとても綺麗でカッコ良かったです。

エースホテルでは、6月末まで館内のレストランにてトランスジェンダーを応援する気持ちを込めてエースホテル京都オリジナルカクテル「Pink and Blues」を販売します。収益の一部はジェンダー平等を目指すために積極的に活動している@voiceupjapanに寄付されます。
お近くにお住まいの方は、是非お立ち寄りください。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。