相続相談でいちばん多い内容は?

相続に関する相談は年々増えているとともに、複雑になってきているといいます。
相続の相談でいちばん多い相談内容は生前対策についてです。2011年あたりに相続税の改正が決まってから、生前からできる節税対策の相談が増えています。
次に多いものは、相続になってから遺産分割で揉めてしまった方からの相談です。
以前より、こうした現状が続いています。
なくなったときに遺言書が残っていなかった場合、相続人の間で遺産分割について話し合いをすることになります。
この話し合いがいちばん難関で短時間では結論が出せないことが多いです。相続人それぞれに長年にわたって抱えていた問題があったり、すでに身内で話し合うことが出来ないほどに関係がこじれてしまっているような場合もあります。
身内だからこそ遠慮なく言ってしまったり、譲ることが出来なかったりすることもあるのでしょうが、なかなか問題が解決しない場合には親子や兄弟姉妹で裁判になることも珍しくありません。
しかし、ずっと争っていたい人はいないわけで、誰もが早期解決を望んでいる気持ちは変わりません。

「もめている理由・状況」はそれぞれですが多い内容を3つ挙げると、いちばん多いものは「それぞれの主張の対立」で27.6%で、その次に多いのは「一部の相続人が一方的に話を進めてしまう」で14.7%、「遺産分割協議の結果に歩み寄りがない」14.3%です。
「もめている相手」は、ダントツで兄弟姉妹です。

相続人は、民法で定められた法定相続分を主張することが出来ます。
ここ最近では、長引く不況の影響や拝金主義の影響もあるのか、財産に執着する傾向が否めない状況です。
財産をもらうことだけが、相続と思っている人が増えたように思えるほどです。

相続の本質は、先祖から受け継いできたものや自身が築き上げたもの、それは必ずしも目に見える資産だけでなく”想い”だったり、”家訓”も含めたものを次世代に残すことです。

それを忘れてしまうと、遺言書や明確な対策がないまま相続を迎えてしまうと、相続人は慌ててしまったり、自分の権利ばかりを主張してしまい、挙げ句の果てには「争続」にまで発展してしまうことになるのです。

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