エンディングノートを作成してみる

自分が事故や病気でいつ寝たきりになってしまったり、認知症になるかも分からないですし、いつ死んでしまうのかは誰にもわかりません。そんな万が一のときに、自分をどうして欲しいかを家族や周りの親しい友人たちに伝えられることができれば、本人だけでなく、家族や周りの親しい友人たちにとっても大きな支えとなります。
そのため遺言書や財産管理人の委任契約書、任意後見契約書、尊厳死の宣言書といった書面を元気なうちに作成しておくことが必要になってきます。
しかし、中にはこのような書類を作成しようと思っていても、まだまだ心の準備が整っていないという方も少なくないかと思います。

そんな方たちのために、今回ご紹介させていただきたいのが、エンディングノートです。
エンディングノートとはどういうものなのか、かんたんにお伝えして参ります。
エンディングノートとは、遺言書や財産管理委任契約書、任意後見契約書、尊厳死の宣言書を書くまでの心構えができていない方が、万が一の時のために家族に自分の意思を伝えられる方法がエンディングノートです。エンディングノートとは、自分に万が一のことが起こったときのために遺産相続を始め、介護や葬儀の仕方など、自分をどうして欲しいかを記しておくためのノートです。

普通のノートに書いても良いですが、今では書店にたくさんのエンディングノートが用意されていますので、その中から自分の気に入ったものを探すのも良いですし、その内容を参考に自分自身で自分だけのノートを作成してみるのも良いでしょう。
これらのエンディングノートには、具体的な記入例が記載されているので、何から書いていいのか分からない方も迷わず描き始めることができるかと思います。
一般的に前半が自分史(自分の過去)、後半は介護や葬儀の希望、財産目録、遺族への伝言、死亡通知の送付先などを記入するように作られています。

エンディングノートのメリット

エンディングノートを作成しておくことで、次のようなメリットがあります。
①自分の意思を伝えることができる
突然の事故や病気などで意思表示ができない状態になってしまっても、エンディングノートを書いておけば、自分の思いや希望などを残された家族や友人に伝えることができます。
②家族の苦悩が軽減される
誰かが倒れてしまうと、周囲の家族は治療方針や介護の方法、財産の処分の仕方など様々なことを考えなければいけません。
特に延命処置や臓器提供など生命や尊厳につながることに関しては、家族の中でも意見が分かれ大きな苦悩を背負ってしまうことにもなりかねません。
そのようなときに、ご本人の書いたエンディングノートが残されていたら、判断の基準とすることができますので、その分ご家族の負担はかなり軽減されることになります。
③自分の過去を振り返ったり、人脈・財産などを見直し整理することができる
日々忙しく過ごしていると、それまでの人生を振り返ったり、必要なもの、不必要なものを整理するといったことがなかなかできません。エンディングノートを書くときは、自分が葬儀や延命処置などについてどのように考えているのか、どんな過去を持ち、どんな財産や人脈を持っているのかといったことを確認していくことになります。
このことにより、意思常時ができなくなった場合はもちろん、普通に生活していく上でも将来設計を立てやすくするなどの効果を期待することができます。

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