エンディングノートの作成方法

エンディングノートの作成方法に決まりごとはありません。
市販の大学ノートのようなものに書いても良いですし、日記やスケジュール帳を使用することもできます。
最近ではたくさんのメーカーから書く内容を例示したエンディングノートが発売されているので、気に入ったものを探したり、その内容を参考にしてご自分だけのノートを作成しても良いでしょう。
手書きをするのは面倒くさい、字が汚いから書くのが嫌だなどという場合には、パソコンを使って作成しデータとして残しておいても構いません。

ただ、エンディングノートは最終的には家族や、親しい友人などの目に触れるものですので、自分さえ納得していればいいというわけにはいきません。それなりの様式を整え、ノートの内容を誰が見ても分かるということを意識しておく必要があります。具体的には、
・「エンディングノート」であることがひと目でわかる(タイトルをつけておくなど)
・項目分けをして見出しをつけておく
・要点を把握しやすいようにしておく(箇条書きにするなど)

エンディングノートの使い方

①延命措置の必要性が出てきたとき
事故などで脳死状態になり、回復の見込みがないという場合、家族は延命措置をするかしないのかの決断を迫られることになります。いずれを選ぶにしてもご家族の負担は大きいのですが、エンディングノートにご本人の意思が記載されていれば、その負担をある程度軽くすることができますし、医師に伝える時にそのノートを見せると、本人の意思証明にもなります。

②余命があとわずかと判明したとき
がんなどの病気で余命が短いという場合に、最後まで知らずに治ると希望を持っていたいと思うか、余命を知った上でやるべきことをやっておきたいと思うかは、人によって考え方が違います。エンディングノートにこの項目を加えることで自分の余命に他する考え方を改めて知ることができますし、ご家族のご負担を和らげることができます。

③認知症などで意思疎通が困難になったとき
住む場所や財産管理の方法を決める時に、ご本人の意思確認ができなくなってしまった場合でも、判断能力があるうちに任意後見人を決めていたり、入居したい介護施設があるといったことをノートに記入し意思表示しておくと、周囲の人もスムーズに手続きを進めることができます。

④葬儀や祭祀の方法を決めるとき
葬儀の方法などは、家族間で意見が食い違ってしまうことも少なくないようなので、あらかじめご本人がエンディングノートにある程度のご希望を書いておくと、遺族の判断基準となり揉め事の予防にも繋がります。

⑤遺産相続のとき
遺産相続は、遺族間に争いを生んでしまうことも多々あります。
エンディングノートに書いただけで、全ての問題が解決するわけではないですが、指針ができる分、遺族の争い後を少しでも軽減することができます。

⑥自分史や財産の内容など伝えたいことがあるとき
家族に伝えておきたいことがあるが、遺言書に書くような内容ではない、生きている間には伝えにくいといった場合には、エンディングノートを使ってまとめておくというのも一つの方法です。

書類は1箇所に保管しておく

せっかくノートを作っても、ご家族がノートの存在に気がつくことができなければ役に立ちません。
そんなことにならないためにも、ご家族にはエンディングノートを作成していることや、しまっている場所を教えておくことが必要です。ただし、知らない間に処分されてしまったり、書き換えられてしまうことがないよう気をつけて保管をするようにしてください。
できる限り複数の方にエンディングノートの存在を伝えておりたり、鍵の閉まる引き出しに保管をしておき、鍵はご自身で持ち歩くなどしておくと良いでしょう。
またエンディングノートを保管する引き出しには、預金通帳や印鑑などエンディングノートを実行するために必要な重要書類もまとめて1カ所に保管しておけば安心です。

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